神戸ウォーターと横浜山手の湧き水
船に積んで、赤道まで行っても腐らない水、5年たっても腐らない水ということで有名な、神戸ウォーター。
最近まで、新神戸トンネルの中なんかで、誰でもタダで水汲みができました。今でも、神戸の中心部に水汲み場があります。さすがにタダではないけれど、100円で18リットル!です。普段使いのほか、腐りにくいから防災用の備蓄とか、加湿器とか、いろいろ便利に使っている人が多いみたいです。
それでも面倒な人には、ペットボトルに詰めて売り出されています。こちらは、買い方にもよるけど1リットル150円くらいかな。
それで、同じ港町で、外国航路の船の寄港地でもあるのに、横浜ウォーターは何でないのかなと思ってました。
しかし、この前、横浜元町公園を散歩していたら、気が付きました。(遅い!)
昔はちゃんとあったんですね、インド洋までもっていっても腐らない横浜の水が。
ジェラード水屋敷の湧き水と言って、ジェラードさんという人が、外国船に飲料水として売っていたとのこと。今は、その設備の跡が、きれいの整備されて公開されています。でも水は汲めないし売ってもないようです。
少し前までは、このジェラード水屋敷の隣にある元町プールの水に使っていたそうですが。どうしたのかな、枯れたのかな?水質低下?・・・・・・ネットで調べてみると今でも豊富な湧き水はあるが、飲料水には適しませんということでした。残念です。
環境は大切に保護しなくちゃと、改めて感じました。
神戸ウォーターの水質は、まだ大丈夫らしいけど、これから六甲山開発が緩和されるらしいし、ちょっと心配。いつまでもおいしい水を湧き出してほしいです。
(ミニ情報)
湧き水といえば、
炭酸水で有名なウィルキンソン、これも元々は自然に湧き出していたものを、ウィルキンソンさんがボトルに詰めて売っていたものだそうです。20年位前までは、無料で汲めました。今その場所に行ってみると、もう湧いてなくて、代わりに、ウィルキンソン炭酸水一択の自動販売機があります。(写真)
場所は、兵庫県宝塚市、宝塚歌劇場の対岸です。
(by トーリャ)
宝塚まで行けない人は、こちらからウィルキンソン炭酸水を入手できます。