ゴルフ場で見かけた夏の花

 ゴルフ場の花といえば、多くの人が頭に浮かべる花は、日本では"さくら"でしょうか。 桜の花で有名なゴルフ場は、本当にたくさん有ります。

 毎年、春になると、満開に合わせてゴルフ場に行きたくなるのですが、満開がいつなのか、というのが結構当たらなくて、花の咲いていない悲しいゴルフになってしまうことも多いです。ですから、予想が当たって、満開の桜の下でゴルフができたときは本当にうれしいものです。

 

 でも、計画どうり満開の桜を見るよりも、もっと感動が大きいのは、思いもかけずに、偶然美しい花を見つけた時、ではないでしょうか。

 それで、今回は、今年の夏に見つけた、いくつかの花を紹介します。

 

  最初は、スタート前の早朝に見かけたカート道の石垣にひっそり咲いていた青紫の朝顔・・・夏に欠かせない花です。短時間しか咲いていないので、花言葉は「はかない恋」。しかし、花はすぐにしおれても、ツルはしっかりと巻き付いていることから、「強いきずな」とうのもこの花の花言葉です。花にばかり気を取られていないで、土台をしっかり守っているツルにも、忘れず気を配るべきと、少し教訓気味な感じもします。

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  次に目が行った花は、ブルンフェルシア。強い芳香に誘われて見てみると、涼しげに紫と白の花が密集して咲いている低木がありました。

 この花は、紫と白の2種類があるのかと思ったけれど、そうじゃないと教えてもらいました。時間の経過とともに、濃い紫→薄い紫→白というように、色が変化するらしいです。だから、花言葉は「浮気な人」、「夢の名」。

 この花言葉「浮気な人」があるので、恋人などに贈るときは、誤解されないように気を付けたほうが良いでしょう。それに、この木全体には(果実や種を含め)、神経毒の成分が含まれるので、ペットなどが食べないようにも注意が必要です。幻想的で少し危険なイメージの花でした。

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 最後に、クラブハウスの横に植えられたアガパンサス。涼しげで繊細な、知的な花姿です。アガパンサスの語源は、ギリシア語で「愛の花」という意味です。花言葉は「ラブレター」です。

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普段は、プレーに気を取られてばかりで、あまり気に留めないことが多いですが、ゴルフプレーヤーの目を楽しませる花がいくつもありました。これからは、花をめでる余裕を持ったゴルフをするためにも、もっと上達しなくては。