山椒の実の料理にトライ
この季節、自然の中でひっそり実る山椒の実。
今回はこの山椒の実を調理してみました。
まずは、実を収穫。山椒の木には小さなとげが多いから、刺さらないように注意して実だけを取ります。
次に、丁寧に下ごしらえをすることが、おいしく美しく仕上げるための“”こつ“”らしいです。スマホで調べて、やってみました。
(1)枝付きのまま、よく水洗いし、沸騰したお湯で4~5分茹でる
(2)茹で上がったら水で1時間くらいさらす。味見してみてアクが抜けていなければ
水を替えてもう少しさらす。
長すぎると風味も抜けるので、気を付けて。
(3)ざるに上げて、水を切り、枝を外す。それからキッチンペーパーなどで、実の
水気を十分にとる。
(4)すぐに調理しないときは、これをジッパー袋などにいれて冷凍保存できるらしい
けれど、今回はすぐに食べたいし、少ししかないから、すぐ調理に入りました。
いよいよ調理、トーリャは次の3種類に挑戦しました。
・実山椒のオリーブオイル煮
・実山椒の醤油漬け
・実山椒と昆布とシイタケの佃煮
作り方:
(1)実山椒のオリーブオイル煮
鍋に、オリーブオイル50ml、実山椒15gと塩一つまみを入れて、弱火で10分ほ
ど。冷めたら保存容器(煮沸した蓋つきのビンなど)に移して、冷蔵庫で6時間ほ
ど置く。簡単!
(2)実山椒の醤油漬け
煮沸したビンに、実山椒100gと醤油130ccを入れて、冷蔵庫で10日間、
なじむまで保管。すごく簡単!
(3)実山椒と昆布とシイタケの佃煮
・水で戻した昆布50gを角切りにし、干しシイタケ1個も水で戻し短冊に切る。
・500ccの水に、酢を大さじ2杯を加え、切った昆布とシイタケを入れて
10分間弱火で炊く。
・実山椒50gと調味料(酒1/4カップ、みりん1/4カップ、砂糖大さじ3、しょう
ゆ大さじ3)を加え、入れ蓋をして、煮汁がなくなるまで煮詰める。
・冷めたら、出来上がり
結果は、まあまあ成功。大満足です。
実山椒のオリーブオイル煮は、冷蔵庫で2から3日冷やしておくと、オイルが柔らかく固まり、山椒フレーバ入りのバターみたいになって、おいしいうえに、パンに塗りやすい。ちょっと不満は、山椒の実が黒くなっちゃったこと。次は緑色に仕上げたいです。
実山椒の醤油漬けは、テーブル調味料として使えて、和食なら何でも合います。
実山椒と昆布とシイタケの佃煮は、ほかの2品より少し手間だけど、市販の塩昆布よりいい感じに仕上がりました。
みなさんも、試してみたら!
作ってみたい方は、通販でも山椒の実は買えますよ、例えばこちら。
(BY トーリャ)